タイの労働法
タイにおける労働時間
タイの週労働時間の特徴として、所定週労働時間が1日8時間、週48時間となっています。時間外労働割増率は150%と日本よりも高く、週36時間を超える時間外労働に関しては原則全面禁止されています。また祝日は日本より5日少ない13日となっております。深夜割増はありません。管理職に対し割増賃金の適応がないのは日本と同様です。
休日労働に関する運用には特徴があり、日本とは異なり休日にも1日8時間の所定労働時間という概念があります。この所定時間内の休日労働に対しては残業単価100%の支払いが必要になります。そして、8時間を超えた所定時間外の休日労働に関しては300%の支払いが必要です。