中国(上海)の労働法
中国(上海)における有給休暇
従業員年次有給休暇条例により中国の年次有給休暇が定められています。日本との大きな違いは、他社での勤務年数も通算し、累計勤務年数で付与日数が決まることです。また、中国では年休権は、1年単位で繰り越すことが可能です。(2年の消滅時効)
消化できなかった年休日数分について賃金の300%を支払わなければなりません。
日本との有給休暇 取得要件の違い

日本との有給休暇比較
中国 | 日本 | |||||||||||||||||||||||
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対象者 | 1年以上連続して勤務する労働者 | 6ヶ月継続勤務し、8割以上の出勤率のある労働者 | ||||||||||||||||||||||
内容 |
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賃金 | 通常の労働時間と同等の金額 | 平均賃金、通常の賃金、標準報酬日額のいずれか | ||||||||||||||||||||||
勤務年数を確かめるためには、実務上 ①労働手帳・②養老年金の累計納付額書類の2つにより確認を行います。 |